コラム

棉を紡ぎながら

  • 好きなこと

    2017-03-10|

    和綿のみならず植物の栽培は収穫まで待たなければならない。決して近道やミラクルが無いところが好きだ。それでもテクノロジーで早い収穫は出来るだろうし研究する人もいるだろう。しかし如何に文明が進もうとも生きている限り自然から得るものを食すことで生存している。という事実が好きだ。

     

    ネット通販によって購買行動は活性化されているが結局持っていくのは人の手だ。高速道路や空路に船便、夜通し走る人の先にはピンポンを鳴らして配達する人が居る。未だ技術サービスが最終的には手間暇に託されているということが好きだ。AIに託す研究の真っ最中だとは思うが。。

     

    北にあったものを南へ、西にあったものを東へ、何も無いところに何かを、人の手間暇が必ず必要となることに「仕事」を感じてしまう。そんなわかりやすい仕事が好きだ。オフィスで企画を膨らませているのも好きだったけど、打ち合せなど成果物が見えにくいと何か不完全燃焼さを常に感じて来た。末端とかブルーカラーという言葉が嫌いだった。

     

    年を重ねるたびにすこしづつ自分の感覚が正しくなりかけているようだ。それを好むようにもなっている。どんな最新の技術サービスであろうが自然ありきでしか成立しないという事実が好きだ。